衛生基準と券売機

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あまり知られていないことかと思い、アイスクリーム(ジェラート含む製造基準)のお話しを書きます。

アイスクリームには賞味期限が打ってありませんよね? 理由は単純で、冷凍しているからということと同時に、製造時および販売時に大変厳しい衛生基準が法律で定められています。ここでその内容を詳しく書いたとしてもお客様にとっては難解なだけですので、それは割愛するとして、とにかく衛生上の非常に厳しい基準が設けられているということはご理解ください。おそらく、世界でも最も厳しい、否、厳しすぎるともいえる基準です。そのため、有害な薬剤を用いる機会がたくさんあります。

実はプレマルシェ・ジェラテリアでは、これら細菌の検査を自社でできるように設備を整えています。高額の機材ですから、わざわざジェラートやアイスクリーム製造を小規模にやっているところが大腸菌や一般生菌の検査機材まで持っている、というのは非常に希なことかと思います。

法律は法律ですから、当然ながら基準を満たすよう遵守して、安心して召し上がっていただけけるように努力し、なおかつとにかく菌を殺せばいいと薬剤をばんばん使うことなく、できるだけ有害な物質は食材に使わないよう一生懸命で、他の安全な殺菌方法がどれだけ効果を出すかということも検証する、という、これこそ普通のジェラテリアの範疇ではないと思われることまで意識して安全でおいしいジェラートを作ろうと最大限努力しています。

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そんなこともあって、プレマルシェ・ジェラテリアでは券売機を採用しています。券売機を使うことで、雑菌の塊ともいえる現金をジェラートを扱うのと同じ手で触ることをできるだけ回避しており、これでスタッフの過剰な薬剤消毒の回数を少しでも減らし、なおかつ細菌が入り込むのを防ぐ、という意味合いで設置しています。

「他のアイスクリーム店はどこでも現金触ってるやん」とお叱りも受けますが、私たちは検査機器で自社で検査した結果、それが結局過剰な食材や身体への薬剤利用と過剰なゴミの排出(手袋等)に繋がっているという認識であることは変わらず、券売機のご利用をお願いしている次第です。スタッフの体を守ることは、お客様の体を守ることであり、いくらヴィーガン素材対応といっても、食材を次亜塩素酸ナトリウムに長時間漬け込む(これは、アイスクリーム製造における普通の行程なのです)なんてことはしたくありません。より安全な方法を採用するのであれば、他にできる細菌増加の要因を徹底的に排除するという考え方の結果です。

 

そんな評判の悪い券売機ですが、いろいろ探した結果、オンラインで自由に内容が変更出来るマシンを使っています。この設定はもっぱら夜中に私が社長室からこそこそ行っているのですが(笑)、この数日から表示方法を変えたことで、いろいろ設定を変更していました。今日は昼間に問題に気づき、社長室に大急ぎで戻って書き換えたところ、また間違っていました。

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「イタイタ」、と、相当痛そうな表示になっていることに気づかないまま、50名ほどのお客様がチケットを購入いただいていたようです、申し訳ありません。

券売機の設定できる範囲は既製品ゆえに少ないのですが、「これ、おかしいですよ」という表示を見つけられたら、ぜひ私までお知らせ下さい。半ば、社会の窓を開けていることに気づかないまま営業しているようでとっても恥ずかしいので、お力添えよろしくお願いいたします。

 

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